2010年2月23日火曜日

能の着付け体験♪


今日は晴れていい陽気ですね。
近所の公園ではこんなに花が開いていました。
まさにピンク色に(驚)

先日能の着付け体験のワークショプに行ってきま
した♪
私は能は実は小学校以来見たことはありません。
能は敷居が高く知識が無いと見るのが難しいのではと思っていました。

今回は能の宝生流の能楽公演にあわせて、舞台の見所と能の見方についてのお話や、舞台衣装の着付け、最後は謡体験をしました♪


能はやはり眠くなるというのが問題ですよね(汗)
お話によると母音で伸ばす独特の台詞、能の言葉が歌舞伎よりも古語の為、意識して聞いても言葉として聞き取ることは難しい。
また、ある調査によると能を見ていると身体が心地よくなるので研究結果からも眠くなっても仕方が無いみたいです。
むしろ、そういった心地よい状態を楽しんだり、何度も足を運ぶことで噛めば噛む程味わいがあるものだそうです。
独特の台詞の言い回しの体験(揺体験)をして、能の台詞の言い方に芸術を感じました。何度も何度も練習して芸を磨くそうです。




話の中で面白かったのが役者さんの役の分け方です。

シテ(主役)の方はずっと主役、ワキ(脇役)の方はずっと脇役、その他色々配役がありますが、そういう専門職のような分け方で、他人の仕事の領域はおかさないのが能の世界だそうです。でも、ワキをやっていた人がシテをやりたくなった時に転職のように途中で職を変えることはできるのでしょうか〜?と疑問に思ったり。芸を極めるというのは一つのことをやり続けることが大切なのかもしれませんネ♪





着付け体験は男性二人の方が体験していました。
4/23に宝生能楽堂で行われる「体感する小鍛冶」という舞台で着る舞台衣装だそうです。
着付けも役者さん達がするのが能の世界だそうで、みなさん手際もよく早業に驚きでした。
また、舞台の衣装は実際の着物よりも動き易いように丈を短くしていたり、役者さんごとの体型や動きのクセに合わせて仮縫い(糸のようなもので仮縫いをして身体に合わせる)もほどこすのだそうです。
写真はその時の着付けの写真デス。
正に、こういった舞台の準備の仕事までも所作が美しく、芸術だと思いました♪












2 件のコメント:

  1. そうか ピンキー氏が
    着付け体験したのかと思った。

    私もやってみたいなぁ。。。

    で、「人生五十年~ ・・・ 夢幻のごとくなり~」
    を舞いたいんだよね。

    返信削除
  2. かめさん>
    そうなんですよ。
    実は私も自分が着付け体験できると思ってたんですが、
    時間の関係&能は男性だけの舞台なので男性の方
    が着付けしてました^^かつらと能面だけでも冠って
    みたかったんですけど〜・・残念デス。
    かめさんの舞い観てみたいデス〜!

    返信削除